論文紹介

第28回論文紹介(2016.11更新)

グループ名
生殖生物学グループ
著者

M. Tanaka

タイトル(英)
Germline stem cells are critical for sexual fate decision of germ cells.
タイトル(日)
生殖幹細胞は生殖細胞の性を決める上で重要な細胞である
発表された専門誌
BioEssays (2016) in press, (Invited Review) DOI 10.1002/bies.201600045

卵か精子の元の細胞、生殖幹細胞自身の性は決まっていない。最近同定された生殖細胞の性決定遺伝子(生殖細胞が卵になるか精子になるかを決めるスイッチ遺伝子)foxl3は一群の生殖幹細胞で発現を開始する。このことは生殖細胞の性決定が特定の生殖幹細胞から始まることを意味する。興味深いことに、脊椎動物において哺乳類のみがこのfoxl3遺伝子を持っておらず、また哺乳類の成熟卵巣には典型的な生殖幹細胞が見つかっていない。生殖幹細胞の存在の有無が生殖細胞の性決定システムの進化と関連していることを議論する。

図1:


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