論文紹介

第28回論文紹介(2016.11更新)

グループ名
生殖生物学グループ
著者

T. Nishimura, M. Tanaka

タイトル(英)
The mechanism of germline sex determination in vertebrates.
タイトル(日)
脊椎動物の生殖幹細胞の性決定の機構について
発表された専門誌
Biology of Reproduction (2016) 95, 1-6. (Invited Review) DOI 10.1095/biolreprod.115.138271

卵や精子を継続的に生み出す生殖幹細胞の性は決まっていないことが知られている。しかし卵巣では生殖幹細胞から卵が、精巣では精子が作られ、どのように卵と精子とを作り分けるか(生殖細胞の性が決まるのか)そのスイッチ機構は不明であった。スイッチ遺伝子foxl3が同定されることによって、生殖細胞には細胞自律的に性を決める機構が存在することが明らかとなった。そしてこの生殖細胞の性決定の機構が、減数分裂コミットの機構とも配偶子形成(卵と精子に分化する機構)とも区別される、生殖細胞の新たな重要な機構であることを議論する。


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