セミナー・集中講義

セミナー 10/18GTRセミナーのご案内(アドバンス生命理学特論/Topics in Advanced Biological Science) 10/18 [16:30~18:00] 大学院

GTR Seminarが開催されます。皆様ぜひご来聴ください。

This is an announcement for the Topics in Advanced Biological Science. Everyone is welcome.
 
※このセミナーは「アドバンス生命理学特論/Topics in Advanced Biological Science」です。

日 時/Dates:10月18日(金)/Oct.18 Fri. 16:30〜18:00
 
場 所/Venue:理学部E館1階 E131/School of Science Building E, 1st Floor, E131 Room

演 者/Lecturer:西海 望 氏(基礎生物学研究所・日本学術振興会特別研究員)
 
演 題/Title:捕食者と被食者の戦術研究:両者の知覚運動特性に基づいた適応的な意思決定

使用言語:日本語/Lecture in Japanese

講演要旨:
 捕食者と被食者は、共進化の過程で様々な戦術を発展させてきたと考えられています。両者の相互作用の記載的研究はこれまで数多くなされており、また、どのような行動が捕食や捕食回避に最適かを評価する理論的研究も進んでいます。しかしながら、戦術と呼ばれるものが実際どの程度機能しているのかについて実証的な知見は十分に得られていませんでした。そこで私は、捕食者と被食者の戦術の理解を目指し、主に行動学的視点から、昆虫、魚、カエル、ヘビ、コウモリなど幅広い分類群を対象に、捕食および捕食回避行動の観察とその戦術性の検証を進め、また、そのための研究技術の開発を行なってきました。
 本講演では、まず初めに、捕食者と被食者の戦術研究の一例として、ヘビとカエルの間の駆け引きを紹介します。これは、「ヘビににらまれたカエル」と言われるような一種の膠着状態が、実は双方の適応的な意思決定によって生じているということを示すものです。講演の後半では、捕食者と被食者の運動に着目し、両者の追跡/逃走における戦術性の解明に向けた取り組みを紹介します。全体を通して、捕食者と被食者の戦術研究が、生態学や工学、心理学などを舞台に、今後一層発展していくものであることをお伝えできれば幸いです。
 
世 話 人:石川 由希 生命理学専攻 (ishikawa.yuki@i.mbox.nagoya-u.ac.jp)
 
 


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