トピックス

ニューロサイエンス研究センターの森郁恵教授(本領域兼務)が東レ科学技術賞を受賞されました

このたびニューロサイエンス研究センターの森郁恵教授(本領域兼務)が令和4年度第63回東レ科学技術賞を受賞されました。
東レ科学技術賞は、科学技術で優れた業績をあげた研究者に授与されます。
森教授の受賞内容は「動物行動を制御する神経回路の基本原理の解明」です。
女性研究者として森教授は3人目の受賞者となります。

→リンクページはこちら

遺伝子実験施設の打田直行教授(本領域兼務)の研究が、一般向けのデザイン雑誌「AXIS(2023年2月号)」で紹介されました。

本領域の打田直行教授の研究が、一般向けのデザイン雑誌「AXIS(2023年2月号)Sci Tech File 植物の美しき構造をつくる細胞間コミュニケーションの謎に挑むというかたちで76pから紹介されています。

詳細はリンクページをご覧ください。


リンクページはこちら→

本領域の井川敬介助教の研究成果が⽶国学術誌「Current biology」に掲載されプレスリリースされました

本領域の井川敬介助教(研究当時:東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻)は、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻の杉村薫准教授らの研究グループとともに、細胞接着面切り替え時にアドヘレンスジャンクションからミオシンが剥離する構造を発見したことを足がかりに、細胞接着面切り替わりの分子・力学メカニズムを解明しました。
この研究成果は、2022年12月21日午前1時(日本時間)付米国学術誌「Current biology」に掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

本領域植物生理学所属の高橋洋平特任准教授らの研究成果が新聞やNHK等で紹介されプレスリリースされました

本領域植物生理学所属の高橋洋平特任准教授とカリフォルニア大学サンディエゴ校(アメリカ)のジュリアン シュローダー教授らは、モデル植物シロイヌナズナを用いた解析により2種類の遺伝子にコードされる蛋白質リン酸化酵素(プロテインキナーゼ)が互いに結合または解離することによって、植物が二酸化炭素(CO2)濃度の変化を感知していることを世界で初めて明らかにしました。



リンクページはこちら→

本領域の久本直毅教授と酒井芳樹博士後期課程学生らの研究成果が、ヨーロッパ科学雑誌「EMBO Reports」と日本の研究.comに掲載され、プレスリリースされました

本領域の久本直毅教授、酒井芳樹博士後期課程学生らの研究グループは、動物ではわずかな種類のタンパク質にだけ起きるヒスチジンのリン酸化について、その役割のひとつが神経切断後の再生抑制であることを新たに発見しました。ヒトの神経損傷治療法の開発促進の足がかりの一つになることが期待されます。
この研究成果は、2022年10月24日19時(日本時間)付ヨーロッパ科学雑誌「EMBO Reports」と日本の研究.comに掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。
 

リンクページはこちら→

本領域の松林嘉克教授と大西真理助教らの研究成果が、米国科学誌「Science」に掲載され、中日新聞他で紹介されました

本領域の松林嘉克教授と大西真理助教らの研究グループは、植物のストレス応答と成長の切り替えを制御するペプチドホルモンと受容体を発見しました。
植物は、自然環境下における病害・温度・塩などの様々なストレスに適応するために、成長に使うエネルギーの一部を状況に応じてストレス応答に回すしくみを持っています。本研究では、ペプチドホルモンPSYとその受容体PSYRが、細胞間シグナリングを介してストレス応答のONとOFFを切り替えていることを発見しました。非常に興味深いことに、受容体PSYRはリガンドであるPSYが結合していないときに活性化してストレス応答を誘導し、逆にPSYの結合によって不活性化されます。普段は全身の細胞で発現しているPSYのはたらきにより、ストレス応答が抑制され成長が促されていますが、この通常とは逆の活性化メカニズムによって、植物は巧みなストレス応答能力を発揮します。すなわち、組織の一部が環境ストレスによってダメージを受けて代謝不全になるとPSYが生産されなくなり、局所的にリガンド濃度が低下します。その結果、ダメージ部位の周辺部の細胞においてのみPSYRが活性化してストレス応答が誘導され、効率よくダメージの拡大を防ぐことができます。
この研究成果は、2022年10月14日付米国科学誌「Science」に掲載され、同日の中日新聞朝刊一面および日本経済新聞電子版にも掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。
 

リンクページはこちら→

トランスフォーマティブ生命分子研究所(本領域兼務)の中村匡良特任准教授らの研究成果が、米国科学誌「PNAS」に掲載され、プレスリリースされました

トランスフォーマティブ生命分子研究所(本領域兼務)の中村匡良特任准教授らの研究グループは、分子ドッキングと分子動力学シミュレーションにより、植物の輸送体SWEET13が異なる二種類の基質(スクロースとジベレリン)を認識する際の構造をそれぞれ予測し、予測されたアミノ酸残基への変異導入によりSWEET13の基質選択性を操作することに成功しました。この手法により、基質ごとにSWEET13の輸送活性を調べることが可能になり、シロイヌナズナの花粉成熟にはスクロースの輸送が重要であることが明らかになりました。
この研究成果は、2022年10月11日付米国科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences/PNAS」に掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。
 

リンクページはこちら→

ニューロサイエンス研究センター/高等研究院の辻村啓太特任講師が執筆した総説論文が国際科学雑誌・Brain Sciences誌より出版されました

ニューロサイエンス研究センター(高等研究院兼任)の辻村啓太特任講師/脳機能発達制御学グループ・グループディレクターが執筆した総説論文が国際科学雑誌・Brain Sciencesより出版されました。脳発達や疾患病態における小分子ノンコーディング RNAの一種・microRNA(miRNA)の機能に関する知見とそれを研究するための磁気共鳴イメージング(MRI)の有用性を纏めた総説になります。辻村啓太特任講師は筆頭かつ責任著者として寄与致しました。

Title: microRNA Biology on Brain Development and Neuroimaging Approach
Author: Keita Tsujimura, Tadashi Shiohama, Emi Takahashi
Journal: Brain Sciences
Published Date: 9 October, 2022
 
Tsujimura K., Shiohama T., Takahashi E. microRNA Biology on Brain Development and Neuroimaging Approach. Brain Sciences, 12, 1366 (2022)
 

トランスフォーマティブ生命分子研究所(本領域兼務)の木下俊則教授らの研究成果が、英国学術誌「New Phytologist」に掲載され、プレスリリースされました

トランスフォーマティブ生命分子研究所(本領域兼務)の木下俊則と東京大学理学系研究科の安藤英伍の研究グループは、植物の気孔が二酸化炭素に応じて閉じる新たな仕組みを発見しました。
この研究成果は、2022年10月1日付英国学術誌「New Phytologist」電子版に掲載されました。
詳細は下記URLをご覧ください。
 

リンクページはこちら→

2022年度科学技術振興機構(以下、JST)による戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に、協力講座の野元美佳助教、本講座の相原悠介研究員が採択されました

2022年度科学技術振興機構(以下、JST)による戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に、協力講座遺伝子実験施設植物分子シグナル学グループの野元美佳助教、本講座植物生理学グループの相原悠介研究員が採択されました。
詳細は以下をご覧ください。
 
⬛︎2022年度 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)


研究領域:「植物分子の機能と制御」
研究総括:西谷 和彦(神奈川大学 理学部 教授)

  研究課題名:機械刺激センサーであるトライコームの分子基盤の解明と応用
  研究代表者:野元 美佳(名古屋大学遺伝子実験施設・助教)

  研究課題名:植物修飾分子による多面的機能のテイラーメイド制御
  研究代表者:相原 悠介(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所・特任講師)
 
 
<外部リンク>科学技術振興機構(JST)
 採択課題公開ページ(採択課題・総評P.28-29) 

トランスフォーマティブ生命分子研究所(本領域兼務)の廣田毅特任准教授らの研究成果が、米国科学誌「PNAS」に掲載され、プレスリリースされました

トランスフォーマティブ生命分子研究所(本領域兼務)の廣田毅特任准教授らの研究グループは、悪性の脳腫瘍であるグリオブラストーマの治療薬の候補が、概日時計を構成するタンパク質であるCRY2に選択的に作用することを発見し、その仕組みを明らかにしました。さらに、より強い効果をもつ化合物を見出すことにも成功しました。
この研究成果は、2022年9月27日午前4時(日本時間)付米国科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences/PNAS」に掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

日本動物学会大会 Zoological Science Award (論文賞)受賞について

生命理学修士卒業生 住田流香(生殖生物 田中研)の論文が2022年度の Zoological Science Award (論文賞)に選ばれ、第93回日本動物学会大会で授賞式がありました。
授賞式の様子(クリックで大きくなります)と下記表彰状をご覧ください。

論文:Sumita et al., (2021) Dynamics of Spermatogenesis and Change in Testicular Morphology under 'Mating' and 'Non-Mating' Conditions in Medaka (Oryzias latipes). Zoological Science 38, 436-443.

 
Zooogial Science Award

本領域の岩見真吾教授らの研究チームの研究成果が、毎日新聞、毎日新聞デジタル及び中日新聞、中日新聞デジタルに掲載されました

本領域岩見真吾教授らの研究チームが、新型コロナウイルスの抗原検査の結果を踏まえ、感染者の隔離を解除したタイミングごとのリスクと、感染の恐れがないのに不必要な隔離をしてしまう期間を算出する手法を開発しました。
これにより、新型コロナウイルスの感染者の隔離を、抗原検査の結果を踏まえていつ解除すればいいのか、感染の抑制と社会経済活動を両立させる「ウィズコロナ」を見据え数式からリスクなどを算出し、一律ではない隔離の解除時期を判断する材料が提供できるようになります。
この研究成果は、英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表され、9月15日付毎日新聞朝刊(22面)および毎日新聞デジタル、9月16日付中日新聞朝刊(1面)および中日新聞デジタルに掲載されました。ぜひご一読ください。

本領域の上川内あづさ教授らの研究成果が、国際科学雑誌「Frontiers in Physiology」に掲載され、プレスリリースされました

本領域の上川内あづさ教授、マシュースー特任助教らの研究グループは、一般に“ヤブ蚊”とも呼ばれる吸血する蚊の一種「ネッタイシマカ」の聴覚器の機能が、神経修飾物質である「セロトニン」によって制御されることを新たに発見しました。
この研究成果は、2022年8月29日付国際科学雑誌「Frontiers in Physiology」に掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

本領域の上川内あづさ教授らの研究成果が、国際科学雑誌「Royal Society Open Science」に掲載され、プレスリリースされました

本領域の上川内あづさ教授らの研究グループは、琉球大学と東京大学との共同研究で、ショウジョウバエ2種の群れの性質に大きな違いがあることを発見しました。さらに、群れを作る過程での個体レベルの意思決定が種間で異なることを明らかにしました。
この研究成果は、2022年8月24日付国際科学雑誌「Royal Society Open Science」に掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

本領域の岩見真吾教授らの研究成果が、国際学術雑誌「Nature Communications」に掲載され、プレスリリースされました

本領域の岩見真吾教授は、米国インディアナ大学の江島啓介助教らとの共同研究で、抗原検査により新型コロナウイルス(COVID-19)感染者の隔離を終了するタイミングを検証するためのシミュレータ(シミュレーションのためのソフトウエア)を新たに開発しました。
これにより、決められた回数の抗原検査の陰性結果をもって、早期にCOVID-19感染者の隔離を終了できる、柔軟で安全な隔離戦略が提案できるようになり、数理モデルに基づいた、日本のみならず世界的に求められている柔軟な隔離ガイドラインの確立に貢献できると期待されます。 
本研究成果は、2022年8月20日付国際学術雑誌「Nature Communications」に掲載されました。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

本領域の井上晋一郎講師らの研究成果が、イギリス学術雑誌「New Phytologist」電子版に掲載され、プレスリリースされました

本領域の井上晋一郎講師らの研究グループは、共同研究者とともに、植物が細胞内にマグネシウムを貯蔵するために重要となるマグネシウム輸送体タンパク質「CST2」を新たに発見しました。
この研究成果は、2022年7月29日付イギリス学術雑誌「New Phytologist」電子版に掲載されました。
詳細は下記URLをご覧ください。

リンクページはこちら→

本領域の岩見真吾教授らの研究チームの研究成果が、共同通信社配信による新聞記事及び毎日新聞デジタル、朝日新聞デジタル等で紹介されました

欧州や米国などで感染が広がり、国内でも患者が確認されたウイルス性の感染症「サル痘」に、肺炎治療薬や抗新型コロナウイルス薬など、3種の既存薬が有効な可能性があるとの研究結果を、国立感染症研究所と本領域岩見真吾教授(数理科学)らの研究チームがまとめました。これら研究結果を「治療法を見つける臨床研究の参考にしてほしい」と話している。
この研究成果は、共同通信社配信の以下新聞及びデジタル記事に掲載され、査読前の科学論文を扱うサイト「バイオアーカイブ」で公開されています。
ぜひ、下記見出しのリンクからご一読ください。

2022年8月9日掲載 毎日新聞デジタル「サル痘の治療薬候補3種類を発見」 
2022年8月11日掲載 朝日新聞デジタル「既存の肺炎薬や新型コロナ薬、サル痘に効果か」

2022年08月12日掲載 共同通信社47NEWS「サル痘、肺炎治療薬が有効か(以下新聞同内容)
2022年08月13日掲載、中日新聞(25面)、「サル痘既存3薬有効か
2022年08月16日掲載、神戸新聞(6面)、「肺炎治療薬などサル痘に有効か」
2022年08月14日掲載、東京新聞(3面)、「サル痘既存薬3種有効」
2022年08月14日掲載、秋田魁新報(3面)、「サル痘、既存薬有効か」
2022年08月14日掲載、北海道新聞(26面)、「既存薬3種類サル痘有効か」
2022年08月13日掲載、東奥日報(25面)、「サル痘に肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、岩手日報(4面)、「サル痘肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、日本経済新聞(36面)、「サル痘、肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、産経新聞東京(18面)、「サル痘に肺炎薬有効か」
2022年08月13日掲載、産経新聞大阪(19面)、「サル痘に肺炎薬有効か」
2022年08月13日掲載、茨城新聞(4面)、「サル痘肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、千葉日報(17面)「サル痘に肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、神奈川新聞(21面)、「3種の既存薬サル痘有効か」
2022年08月13日掲載、埼玉新聞(15面)、「肺炎治療薬などサル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、新潟日報(29面)、「サル痘に既存薬有効か」
2022年08月13日掲載、中部経済新聞(13面)、「サル痘に肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、伊勢新聞(15面)「サル痘に肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、北日本新聞(27面)、「サル痘にコロナ薬有効か」
2022年08月13日掲載、北國新聞(33面)、「肺炎治療薬などサル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、福井新聞(4面)、「サル痘肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、北陸中日新聞(27面)、「サル痘に肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、京都新聞(25面)、「サル痘ウイルスに肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、山陽新聞(4面)、「肺炎治療薬など3種サル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、中国新聞(28面)、「3種の既存薬がサル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、日本海新聞(23面)「サル痘肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、四国新聞(5面)、「抗コロナ薬など既存3種 サル痘治療に有効」
2022年08月13日掲載、愛媛新聞(3面)、「肺炎・新型コロナ・マラリア サル痘既存3薬有効か」
2022年08月13日掲載、徳島新聞(20面)、「既存薬の3種サル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、西日本新聞(19面)、「サル痘 肺炎治療薬有効?」
2022年08月13日掲載、長崎新聞(20面)、「肺炎治療薬などサル痘に有効か 候補3種絞り込み」
2022年08月13日掲載、大分合同新聞(17面)、「肺炎治療の既存薬 サル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、佐賀新聞(20面)「サル痘に肺炎治療薬有効か」
2022年08月13日掲載、熊本日日新聞(4面)「肺炎治療薬などサル痘に有効か」
2022年08月13日掲載、沖縄タイムス(24面)、「肺炎治療薬などサル痘に有効か」

本専攻の小山航さんが令和4年度「赤﨑学生奨励賞」を受賞しました

令和4年度赤﨑学生奨励賞受賞者が、赤﨑学生奨励賞審査委員会での厳正な審査の結果決定し、本専攻の小山航さんが『バイオ・医療科学分野』で見事受賞しました。
本賞は今年度より新たに設立された賞で、本学在籍の大学院博士後期課程1年/医学博士課程1年の学生のうち、人文・社会科学、理工学及びバイオ・医療科学の分野において、将来的な発展や可能性が期待でき、本学の高い教育研究水準を内外に知らしめることができる研究を行っている者に対する顕彰制度です。
詳細はリンクページよりご覧下さい。(写真一番左が小山さん)

リンクページはこちら→

本領域の岩見真吾教授らの研究チームの研究成果が、読売新聞東京本社版及び大阪本社版で紹介されました

本領域の岩見真吾教授(数理科学)らの研究グループは、新型コロナウイルスのワクチン接種後の効果(抗体量の上昇と持続情報)について、少なくとも6つのタイプに分類できるとの分析結果をまとめました。この結果により、追加接種を効果的に行う対策に役立つ可能性があります。
本結果については、2022年08月06日読売新聞大阪本社版(2面)と2022年08月09日読売新聞東京本社版(3面)に掲載されました。

ニューロサイエンス研究センター及び本領域の石元広志特任准教授、神太郎研究員、村上弘樹研究員、上川内あづさ教授と雪印メグミルクとの共同研究の成果が「iScience」に掲載され、プレスリリースされました

ニューロサイエンス研究センター及び本領域の石元 広志 特任准教授、神 太郎 研究員、村上 弘樹 研究員、上川内 あづさ 教授らは、雪印メグミルク株式会社との共同研究により、雪印メグミルク株式会社保有の乳酸菌ラクトバチルス プランタラムSBT2227株を食べることで睡眠が促進されることを、ショウジョウバエを用いた研究で発見しました。
この研究成果は、2022年7月15日付アメリカの出版社Cell Pressの科学雑誌「iScience」に掲載されました。本成果は、SBT2227株を食べることで夜間開始時の睡眠量が増えること、寝入るまでの時間が短くなること、またこの効果は菌を加熱や破砕しても消失しないことを見出し、これらから、乳酸菌が睡眠を促進する仕組みの解明、さらには消費者の睡眠に対するニーズに合致する商品の実用化による社会課題の解決への貢献が期待されます。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

近藤孝男特別教授の文化功労者選出と瑞宝重光章を祝う会の開催報告について

近藤孝男特別教授の『文化功労者選出と瑞宝重光章を祝う会』が、コロナによる延期を経て、2022年6月25日(土)理学南館ネオレックス プレイスにて開催されました。
近藤先生と奥様を囲み、生命理学、近藤研OBOG会を中心としたメンバーが集い、久しぶりの対面での祝賀会に話が弾みました。
また、当日は寺崎一郎理学研究科長から花束贈呈とお祝いの言葉があり、サプライズで杉山直名古屋大学総長が来場され、近藤先生との思い出とともにお祝いの言葉をいただきました。

※集合写真は画像をクリックすると拡大します。

 
近藤先生

近藤先生の講演の様子


 
寺崎先生花束

寺崎理学研究科長からの花束贈呈


 
総長

杉山総長からのお言葉


 
メダル・賞状

受章メダルと賞状の前で


 
会場

ネオレックス プレイス セミナールームにて



日 時:2022年6月25日(土)13:00~15:00
場 所:理学南館1階 ネオレックス プレイス

プログラム
1 寺崎理学研究科長祝辞・花束贈呈
2 岩崎秀雄さんによる近藤先生のご紹介
3 近藤先生挨拶
4 Carl Johnson教授,Susan Golden教授より祝賀メッセージ
5 歓談(近藤先生のあゆみビデオ放映)
6 個別写真
7 集合写真
主催:生命理学科、近藤研OBOG会、理学研究科
 
生命理学 近藤孝男先生祝賀会主催者
木下 俊則

ニューロサイエンス研究センターの辻村啓太特任講師らの研究成果が、国際科学雑誌「Frontiers in Neuroscience」に掲載され、プレスリリースしました

ニューロサイエンス研究センター(高等研究院兼務)の辻村啓太特任講師/脳機能発達制御学グループ・グループディレクターらの研究グループは、重篤な発達障害を呈するレット症候群モデルマウスの脳における構造異常を新たに特定しました。世界的にも発達障害及び精神疾患は罹患率が高く、経済的・社会的負担が問題となっており、病態の解明や診断・治療法の開発が求められています。レット症候群の病理や病態メカニズムを解明することは、幅広い発達障害・精神疾患の理解に繋がると期待されています。
この研究成果は、2022年5月10日付国際学術雑誌『Frontiers in Neuroscience』に掲載されました。
本研究は、日本医療研究開発機構(AMED)難治性疾患実用化研究事業「microRNA病態に基づいたレット症候群の有効治療薬開発」、「MECP2遺伝子変異に起因する脳発達障害の分子シグナル病態の解明と新規診断・治療法の基盤開発」、日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金、レット症候群支援機構等の支援のもとで行われたものです。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

本領域の別所−上原学特任助教が朝日新聞「先端人」に掲載されました

本領域の別所−上原学特任助教が、4月3日(日)朝日新聞「先端人」朝刊に掲載されました。ぜひご一読ください。
記事はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

理学研究科/高等研究院の伊藤(三輪)久美子特任助教と近藤孝男特別教授らの研究成果が、米科学雑誌「Science Advances」に掲載され、プレスリリースされました

理学研究科/高等研究院の伊藤(三輪)久美子 特任助教と近藤孝男特別教授らの研究グループは、シアノバクテリアの時計タンパク質KaiCの立体構造を解明し、24時間周期のリズムを生み出す2種類の化学反応の連携を原子レベルで解明しました。
この研究成果は、アメリカ科学振興協会(AAAS)が発行する科学雑誌「Science Advances」に、2022年4月16日午前3時(日本時間)に掲載されました。本成果は、「タンパク質が複数の化学反応を組み合わせて高度な機能を生み出す仕組み」を解明する学問的意義の高いものです。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

本専攻の小原圭介助教と嘉村巧教授、本専攻博士前期課程卒業生の吉川拓さんらの研究成果が、英国科学雑誌「Nature Communications」オンライン版に掲載され、プレスリリースされました

本専攻の小原圭介助教と嘉村巧教授、本専攻博士前期課程卒業生の吉川拓さんらは、細胞内小器官ミトコンドリアが新しい細胞に正しく分配されて遺伝する仕組みを解明しました。本研究では、酵母のミトコンドリアがモータータンパク質によって新しく生まれた細胞に向かって運ばれた後に、ミトコンドリアとモータータンパク質をつなぎ止めている留め具タンパク質が積極的に分解されることでミトコンドリアが荷降ろしされることを発見しました。また、その荷降ろしがミトコンドリアの正常な分布、形態、働きに欠かせないことも明らかにしました。
この研究成果は、2022年4月14日付(日本時間4月14日18時)英国科学雑誌「Nature Communications」オンライン版で発表されました。
詳細はリンクページをご覧ください。

リンクページはこちら→

26 件中 1−26 件目

  • 1
カレンダー

今後の予定


pagetop