専攻紹介

学部紹介

    

 生物学は長い歴史を持ちますが、近年、生物が示す現象を分子の機能として理解しようとする分子生物学的方法の発展により、 急速な変貌を遂げました。現代生物学の先鋭的な知の追求によって、生命の設計図ともいえるDNAの構造解明やゲノム情報の解析など、生命現象の根本に関わる事実が次々と解明されました。さらに最近では、ゲノム編集技術の発展により遺伝子を自在に改変できるようになり、また組織再生の研究も進展しています。一方、物理学や化学、コンピューターサイエンスをはじめとする異分野の学問との融合により、生物学は従来の教科書的・古典的学問から脱皮し、分野を超えた巨大な総合科学へとその姿を変えつつあります。そして、その成果の応用は、私達の暮らしと社会を確実に変革しはじめています。

 そのような潮流を踏まえ、生命理学科では生物学の基礎から最先端の成果まで、様々な角度から幅広く教育しています。また、異分野の知見との融合がますます重要になっているため、高校での生物学履修の有無に関係なく、多様な個性とバックグラウンドを持つ熱意ある学生の参加を希望しています。学部における教育は、主に生命理学専攻の教員による講義・演習および実習が中心ですが、生物学に関連した最先端科学を幅広くカバーするため、他大学などから招いた非常勤講師による集中講義も積極的に取り入れています。学部3年の秋学期から1年半は各研究室で卒業研究に打ち込み、卒業時には卒業論文を提出して研究発表を行ないます。そのような教育により、次世代を担う特色ある生命科学の人材育成を目指しています。


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